明日から身近な人に教えたくなるEMC試験

EMC試験の大まかな内容

EMC試験とは電子機器が機体内部あるいは外部から放出された妨害電磁波に対して、その電子機器がどのくらい耐えることができるのかを測る試験のことです。EMCの正式名称は「Electro Magnetic Compatibility」であり、「電磁両立性」という意味を持っています。同じEMC試験であっても、測定する電子機器自体から放出される妨害電磁波に対する耐久力を調べる試験はEMI試験と呼ばれ、自然環境や他の電子機器から放出された妨害電磁波に対しての耐性を測る試験はEMS試験と呼ばれており、別々のジャンルになっています。

EMC試験を受ける機械たち

EMC試験の対象となる電子機器は、ルータやノートパソコン、スマートフォンといった通信情報機器を始め、半導体製造装置などの産業機器、医療機器や測定機器などが様々なものがあります。

EMC試験を受ける場所

EMC試験は全国各地にある研究所で試験をうけることができ、研究所内では専用のルームが設けられています。その1つが「10メートル電波暗室」です。暗室内には直径6メートルもある大きなターンテーブルが備え付けれれており、そこに自動車やロボットなどの大型機械をのせて試験を行います。2つ目が「3メートル電波暗室」です。10メートルタイプよりは小型の部屋になっており、カーナビなど車載機器のEMC試験をするときに使用されます。また10メートルタイプとは異なる妨害電磁波を使ってテストできたり、利用料金が安いという特徴を持っています。

EMC試験とは電磁両立試験のことであり、電気機器が妨害電磁波によって支障を起こさないかどうかを測定する耐性試験のことです。